豆知識~アレルギー~ その7
・免疫の手段としてのアレルギー反応
白血球のような細胞は、外からはいってくる異物に対してはなんでもこれをとり込んで処理しようとしますが、リンパ球のような細胞は、以前に体のなかにはいってきて、それに対して体が感作されている(アレルギー性になっている)抗原に対してのみ反応を示し、遅延型アレルギーを起こします。
この遅延型アレルギーは、免疫の見地からは、体液性免疫に対し細胞性免疫とよばれています。
そして、この細胞性免疫は、がん細胞の発育をおさえるがん免疫や、他人の腎臓や心臓などを移植した場合にこれを排除しようとする拒絶反応などに、とくに重要な役割を果たしています。