あの人は・・・☆その4
お馴染みのジャケットとパンツ姿にハスキーな声。
シャキシャキした身のこなしと迅速な決断。
そして自分の流儀にどこまでも忠実であろうとする頑固さ。
そういう一種の固定したイメージを長らく彼女に対して抱いていた私は、ある夜、初めて彼女とディナーを共にした時に、そのあまりのイメージの違いに文字通り、度胆を抜かれた。
待ち合わせのレストランに少し遅れて登場した彼女は年上のボーイフレンドと一緒だった。
いつものジャケットの代わりに彼女はオーガンジーのブラウスをまとい、見慣れた細身のパンツの代わりに黒の薄いジョーゼットの短いスカートをはいていました。