豆知識~アレルギー~ その1
・免疫の手段としてのアレルギー反応
現在は、免疫とアレルギーとは別個の状態として扱われていることは、前にも述べたとおりです。
それにもかかわらず、免疫とアレルギーはきわめて密接な関係にあることが多いのです。
たとえば、さきにもあげた例のように、動物に結核菌を注射すると、はじめは局所になんらの異常もみとめられませんが、一か月もたつと、注射した部分に膿瘍や潰瘍をつくり、さらにその部分から結核菌がリンパの流れにそって拡がり、その流域のリンパ節がつぎからつぎへとおかされ、さらに肝臓、脾臓、肺というように全身の諸臓器が結核におかされるにいたります。