OKです!
H.A.レイ 文
「あ!パパ、ジョージのシャツ着てる!」
と、娘が歓声をあげました。
夫が近所の商店街で買ったという『ひとまねこざる」のTシャツを着て食卓に現れた朝のことでした。
1941年アメリカで、『OKです!ときいろいぼうし』で主役デビューして以来、ジョージは半世紀以上にわたって愛されてきました。
「これはおさるのじょーじです。かわいいこざるでしたが、ただひとつ、こまったことがありました。それは、とてもしりたがりやだったことです」
という決まり文句を聞いただけで、小さい読者はわくわくせずにはいられません。
ジョージば必ずや期待を超えるいたずらを次々とやらかしてくれるのですから。
調子に乗りすぎて叱られもしますが、ジョージを取り巻く人々は大らかで、ねちねちと小言を言い続けたりはしません。
そしてジョージは一瞬べそをかくことはあっても、やたらと立ち直りが早く、全くこりないさるなのです。